排水管(汚水管・雑排水管)の中には、油脂、厨芥等が、建築物の経年とともに付着、 沈積するため流出能力の低下、悪臭、衛生害虫の発生及ぴ配管の腐食の原因ともなります。 その為、排水管のパイプクリーニングは、閉塞した管内の異物を清掃することにより排水設備の 本来の機能を回復する事、及びこれらのトラブルを未然に防止することを目的とします。
当サービスは、戸建住宅、マンション、店舗、スーパーマーケット、病院、工場等の排水管に対応(半年~1年毎の清掃が目安)し、 異臭・不快害虫・油脂・詰まりなどを解消します。
洗浄前 | 洗浄後 |
(ファイバースコープによる排水管内撮影) |
(範囲)各種排水器具の排水ロより、他の枝管との合流部分を経て、縦管へ接続するまでの管。
(作業方法)それぞれの排水ロより耐圧ノズルを挿入し、管内にノズルからの噴射高圧水を当て、接続する縦管まで洗浄する。
(範囲)各階枝管より合流し階下へ流れる縦に設置された管で、最上階合流部より最下階屋外排水管と接続する第1桝までの管。
(作業方法)縦管設置されている各掃除ロより、上部に向かって管内に耐圧ノズルを挿入し、高圧水にて洗浄する。
(範囲)最上流部の縦管及び枝管接続部より、下水道又は浄化槽までの管。
(作業方法)屋外排水管を各桝の下流側より上流側に向かって管内に耐圧ノズルを挿入し、洗浄後各桝を清掃する。
「建築物の衛生的環境の確保に関する法律』により特定建築物は、法律(ビル管理法)第4条において、
建築物環境衛生管理基準に従ってその維持管理に努めなければならないと規定されています。
又、厚生省令第4条の2の規定により排水槽は、6月以内ごとに1回定期的に清掃を行なわなければならないとされています。
ビルにおける排水は、一般にその性状により、トイレ、洗面場、湯沸室等から排水する一般廃棄物と、 ビル内の事業活動による厨房排水等の産業廃棄物及び、雨水、湧水のように自然現象に起因するものに区別されます。
これらの排水を、速やかに外部へ排水し、建築物の環境衛生維持の状況を確認すると共に、 常時安全且つ衛生的排水を行なうことが、ビルの衛生的環境の確保にとって重要なことです。
排水槽は、一定周期で清掃を行なわなければ、壁面に付着した油分や沈殿した汚物が腐敗することによる悪臭の発生、
衛生害虫の発生及びガスの発生によるポンプ等設備の腐食、機能低下が考えられます。
したがって、年2回の槽内清掃を基本としますが、汚物の堆積状況など使用状況に応じ、
清掃回数を増やすことも考慮すべきです。
作業前 | 作業中 | 作業後 | ||
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